HIROKI KAGAMI

当初、転職についてはまったく考えていませんでしたが、知人から「一度話だけでも聞いてみないか」と勧められたことがきっかけで、転職を意識するようになりました。
詳しく話を聞いていくうちに、会社の魅力や自分のキャリアにとってプラスになる可能性を感じるようになり、最終的には、新たな環境で挑戦したいという思いが強まり、転職を決意しました。

転職のきっかけの詳細になりますが、佐上と話す中で、徹底した思考と深い洞察・将来ビジョンが素晴らしいと思ったことと、人柄・経営者としての能力に惹かれたことが決め手です。
具体的には、M&A仲介のマーケット規模や成長性、利益率など全て数字で話すことができていた点や、今後の業界動向、どうやって上場させるか、他社の強みや弱みなど業界を徹底的に研究し、事業運営に明確な方向性を持っていた点です。
他にも、透明性と公平性が高い組織風土にも魅力を感じ、入社を決めました。

後継者であるご子息が病気でお亡くなりになり、引退されていたご高齢のオーナー様が代表としてカムバックされた企業のサポートを行った案件が、特に思い出深いです。
対象企業は地元密着型の堅実な企業であり、長年にわたり地域に貢献されていました。しかし、突然の後継者不在という状況の中、将来を見据えた経営の方向性を模索する必要がありました。
顧問税理士の先生とも綿密に協議を重ね、企業の存続と従業員の雇用を守る最善の選択肢を検討した結果、M&Aの実行に至りました。
検討段階から深く関わらせていただき、オーナー様や従業員の皆様の思いに寄り添いながら進めたことで、最終的にお客様にとって満足度の高いM&Aを実現できたと感じています。

M&A業界に入った当初、能力の高いメンバーが揃っている業界だと感じ、その中で自分自身がいち早くキャッチアップし成果を上げるため、行動量と時間投下量を最大化できるように意識して取り組みました。
まずはとにかく量をこなすことが大事と思い、誰よりも訪問・面談をしようと心掛け、時間がある限り面談を設定していました。
あとは知識習得のため、出社前後に時間を捻出し自己啓発をしていました。
方法としては、書籍での各種知識の吸収は当然として、成約事例の研究、各業界の有力な買い手を深く調べることや、商談の際にオーナー様と対等に話が出来るよう各業界の構造や商流のポイント、トレンドや法規制なども調べていました。

フラットで情報交換に積極的な社風と感じています。具体的には、うまくいった営業手法などを各自が囲い込むこともなく、社内のシステムや、全体の研修・ミーティングなどでナレッジとして共有している点が挙げられます。
また、社員同士コミュニケーションがとりやすく、チームワークを重視する雰囲気もあります。
研修にも注力しており、入社時の研修はもちろん、実務の中で上席が案件を常にフォローしており、成約経験者からOJTにて学べることが多い環境だと思います。

私の入社理由にも通じますが、透明性・公平性が高い組織風土で、多様で能力の高いメンバーと切磋琢磨することができる点です。
会社自体の成長が非常に早かったり、社内の平均年齢が29歳と若くてエネルギッシュなところや、グループ会社も複数あるため、キャリア形成にも様々な選択肢を持つことが出来、経験の幅が広がる点も魅力に感じています。

よりよいM&Aのお手伝いをするため、顧客が求めることの優先順位を深く理解し、それに沿った提案を行うことを心掛けています。

実績だけにフォーカスするのでなく、実績をあげるための前工程の行動ややるべきことができているかをアドバイスするようにしています。
いち早く一人立ちできるよう、自身で営業活動の戦略や計画、ロジックを立てることができるような助言を心掛けています。
遣り甲斐を感じる瞬間は、メンバーの成長を感じられたときです。メンバーが成約した際などは自分がプレイヤーとして実績をあげた時よりも喜びを感じます！

今後も組織に対し、全体最適となるような貢献をしていきたいと考えています。